※MODが作り直されているので2023年6月以前のバージョンを導入している場合は、一度MODを抜いた状態でセーブして終了し、改めて新バージョンを導入してください。
ヴァンパイアの吸血によって、相手を殺してしまう可能性を追加するものです。手首ではなく首から吸血することもできるようになります。
殺してしまう条件は、後述しています。おそらく意識的にそうしなければ殺してしまうまでには滅多にいかないと思います。
また人間シムがヴァンパイアに志願して従僕にしてもらい、マスターと従僕の関係になることができるようになります。どちらかというとこの従僕システムのほうがメインのようです。
[別途必須ファイル]
[ファイル]
・Zero_VampiresCanKill_Main
メインの必須ファイルです。
・Zero_VampiresCanKill_OPT_DeathAudioSting
カスタム死亡「ヴァンパイアによる死」のカスタム音です。オプションなので無くても問題ありません。
・Zero_VampiresCanKill_OPT_Vampires_NoRunAwayFromWerewolves
ウェアウルフが変身したときにヴァンパイアが逃げ出さなくなるようになります。オプションなので必須ではありません。
・Zero_VampiresCanKill_STBL_
日本語化を導入している場合は不要です。
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[吸血での死の危険性]
死亡する可能性がある吸血は、通常の吸血と分けられており、「ヴァンパイア→死の吸血」から行います。
位階の低いヴァンパイアは相手を弱らせないと、死亡しない場合があるようです。
[死の吸血に対する反応]
また、他のオカルトシムや特質によって死の吸血を目撃した時の反応が変わります。
・普通のシム、エイリアン、人魚
「勇敢」「冒険好き」「せっかち」「善人」のいずれかの特質を持ち、友好ゲージが 60 未満であれば、他のシムを殺したヴァンパイアを退治するために攻撃する可能性があります。
・ウェアウルフ
友好ゲージが80以上、または悪人の特質をもっていない限り、必ず攻撃をします。(グレッグは無関係に襲います)
・魔法使い
「勇敢」「冒険好き」「せっかち」「善人」の特質、または原始魔法の賢者である場合、火の魔法で攻撃します。また友好ゲージが30以上ある場合は攻撃しません。
その他のシムは吸血行為を見るとパニックを起こして逃げます。
[従僕にする]
マスターと従僕の関係になるには、以下のいずれかの方法があります。
・新月の夜である
・ヴァンパイア側が「スピリット操作」のヴァンパイア能力をもっている
ただし以下の特質をもつヴァンパイアは従僕を作ることができません。
・取り戻した人間性
・罪深き渇き
相手が家をもっているシムの場合、従僕に変えるとそのシムは自分の世帯の一員になります。
ホームレスシムの場合はルームメイト扱いで追加されます。
従僕を解放すると、通常は世帯から消えて逃げますが、良好な関係であった場合はそのまま世帯に残ります。
[従僕の管理]
また、従僕はマスターの許可なく会話ができません。マスター側で操作して「ヴァンパイア→従僕の管理」から社交を許可する必要があります。
「様子を見る」を行うと、従僕の生命力のレベルを確認できます。
「命令を与える」から家の掃除や庭の手入れなどを命令することができます。また、吸血用に人間のシムを連れてくるように命令することもできます。
命令は「優しく」「厳しく」命じることができます。これは後述の従僕レベルアップ度合いに影響するようです。
従僕はカスタムゲージとして「生命力」「ブラッド」があります。
マスターが従僕に吸血をすると「ブラッド」が減っていき、ブラッドが少ない状態で吸血すると「生命力」が減っていきます。
ブラッドは自然に回復しますが、生命力は自然回復しません。生命力が尽きた従僕は死んでしまいます。
生命力が減った場合はマスター側で「ヴァンパイア→生命力を回復する」で回復させることができます。
また、夜に起こるイベントで、生と死の狭間にいる従僕は「影」に襲われる場合があります。
これによって生命力が減ってしまいますが、マスター側で「影から守る」を実行することで助けることができます。
[従僕レベル]
従僕にはレベルがあり、命令をしたり吸血をしたりすることでレベルが上がっていきます。
レベルが上がるにつれてシムを連れてくる成功率が上がっていきます。
また低レベルの従僕は命令をしても逆らうことがあります。
[サーヴァント]
また、レベル5に達した従僕を「サーヴァント」に変えることができます。
サーヴァントになったシムは、執事のように自分で働くようになります。
ただしサーヴァントからの吸血はできなくなります。
サーヴァントになったシムは全欲求が減らなくなります。不老不死の存在になりますが、通常の方法で人間に戻すことはできなくなります。
また人間性を完全に失うので、会話を命じることもできず一切しゃべらなくなります。
戻したい場合はShiftクリックで「Zeroチート」メニューから戻すことができます。
[従僕の解放]
ヴァンパイアシムで「人間性と自由を取り戻す」を選択すると従僕から解放することができます。
マスター以外のヴァンパイアが行うと、マスターは怒ります。
その他にも、「ウェアウルフの噛みつき」「魔法使いによる目覚めの儀式」で解放することができます。
[吸血によるムードレット]
ヴァンパイアは別のオカルトシムからブラッドを飲むことで、特別なムードレットを獲得し、スキルブーストがかかります。
[自律チート]
ヴァンパイアに対して自律で死の吸血や従僕への変化を行うか設定できます。
ヴァンパイアシムをShiftクリックして「Zeroチート→Vampire Can Killチート→自律チート」から設定できます。
これはヴァンパイア全体ではなく個別に設定されます。
[NPCに役割を割り当て]
フォーゴットン・ホロウのヴラド像をクリックして、ヴァンパイアシムに特定の役割を与えることができます。
・善きヴァンパイア(カレヴ・ヴァトーレを想定)
自律で従僕を解放します。シムを従僕に変えることも死の吸血もできません。
・中立ヴァンパイア(リリス・ヴァトーレを想定)
自律で従僕の生命力を回復します。眼の前で従僕に変えるヴァンパイアがいた場合攻撃を仕掛けます。
死の吸血はできますが、従僕を作ることはできません。
・グランドマスター・ヴァンパイア(ヴラディスラウス・ストラウドを想定)
自律でシムを従僕に変えます。ただし、この自律はフォーゴットン・ホロウでのみ有効です。
また、操作中のシムはその対象になりません。
なので、複数人でヴラド邸に行くと、家族を従僕として奪われる場合があります。
ヴァンパイア能力に「人間の食事ができる」「鏡に映る」「制御不能の狂態を止める」などを追加します。
操作しているヴァンパイアシムをクリックしてそれぞれの使いたい能力を選びます。